Post-0136

聖剣部隊「……!」
猟犬女「狗ども動くな!あたしらはあくまで対人間部隊、神相手には太刀打ちできない」
聖剣部隊「……しかし」
猟犬女「牙はしまうな、しかし今噛みついても消されるだけだ。下手したら相手が強くなる」

聖騎士女「む……。<衝撃>で神は倒せるものか?下手に撃つと刺激する危険が」
剣士「近寄ると吸収される恐れ……やっかいですね」
術士「……。どうした、盗賊娘?僧侶を見ているのか?
盗賊娘「……金属。」
雌蜘蛛「雄蜘蛛ノ封印ヲ差シ出セ」
僧侶「……。すみません、みなさん。これは渡せない」
僧侶「……みなさんの命を勝手に使って申し訳ない。私がこれを持ってこなければ……」
(黄金郷の中に向けて聖印を大きく投げる)
雌蜘蛛「雄蜘蛛……!?」

盗賊娘「盗賊さん、フック!」
盗賊「もちろんだ、こっちも投げ返す!」
(盗賊娘と盗賊がお互い持っているフック付きロープを投げ合う)
盗賊「相手は浮ける!思いっきり『ぶつける』ぞ!触られるなよ!」
(盗賊と盗賊娘が間にロープを張りながら雌蜘蛛の横を駆け抜ける)
雌蜘蛛「……!愚カナ!」(手を伸ばそうとする)

魔法使い「なるほど!なら<加速>!お二人に」
戦士「あー、ロープ引っかけて投げ飛ばすのか。すげえ勢いで飛んでったな」
雌蜘蛛「……!シカシ、呪イハ遅イ!」
僧侶「<解呪:逆術>!呪いを解く奇跡は呪いを進められます」
雌蜘蛛「災イアレ!呪イアレ!貴様ラノ道行キニ死ト傷アラン事ヲ!アア、雄蜘蛛、会イタカッタ……」
術士「完全に、金の彫像になったな。悪趣味だが」

猟犬女「……さて。標的は消えて、邪神も消えた。これは任務失敗かね?」
聖剣部隊「……しかも、著名な聖騎士女さんに見られていますね」
猟犬女「名高き聖騎士女さんが、第三王子は自滅したって証言して貰えると助かるね」
聖騎士女「もちろんだ、聖剣部隊ナンバー2。今はシスターをしているのでは?」
猟犬女「……知られていたのか」
聖騎士女「我々は近い位置にいるからね。表舞台に立っているからと言って陰の英雄達を馬鹿はしない」
猟犬女「ご立派なこった」

#ズレよし
#ちょっとズレてるお人好しども

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Post-0134

猟犬女「はッ、見つけたよ。醜い豚」
猟犬女「情報にあった銀鎧も大男も邪術士もいない……罠か?いや、王子を餌にする馬鹿はいない。」
猟犬女「神のご加護だね……。まあ、ここにいる奴らにはご加護を垂れる価値なんざないけどね」
猟犬女「焦らず順に潰しな!王子に戦闘能力はない!」
聖剣部隊「応!」

盗賊「あれシスターじゃないか……?」
僧侶「ああ……なんという事を……。傷ついたシスターを現場に引き戻す悪魔……いや、人ですね。あの人は常に正しく常に最悪だ」
盗賊「訳ありだな。信じていいかだけ教えてくれ」
僧侶「信じないでください。突然人を殺します、何のためらいもなく」

第三王子「まったく、余を放置して消えるとはなんと不敬な」
第三王子「そこなシスター。神殿に金を出してやる。仕えよ」
猟犬女「残念だね。神殿はもうあんたはいらないってさ」
猟犬女「ほら、ご自慢の部下達もどんどん制圧されていく。捕まる前に何したのかゲロしな」

戦士「おまたせー」
騎士「おや、シスター殿?」
蛮族娘「オレ、勇者、なった!」
魔法使い「ごめんなさい、間に合いました?」
盗賊「大丈夫、楽しいのはこれからだ」

聖騎士女「待たせたな、思ったより数が多かった」
盗賊娘「一瞬で片付けたから、全然遅れてないと思います……」
剣士「この程度なら修羅場とも言いませんね」
術士「別の意味で今から修羅場じゃねえかな……?」

第三王子「下がれ、貴様らは余に触れる権利はない」
騎士「王子、あなたを囲んでいるのは全員無法者です。あなたの権威は通じない」
第三王子「ほう、騎士。生きていたのか。何度か追っ手を放ったが」
騎士「それをうかがえただけでここに来た価値がありますな」

術士「おい、なんか飛んでくるぞ!?」
魔法使い「仰向けですよ!?飛んでるんじゃなく、浮いてる!危ない、凄い勢いで突っ込んでくる!みんな避けて!」

禁術使い「許シテオラヌ眠リニ入ッタト思エバコノ有様」
禁術使い「妾ノ邪魔ヲスルデナイ」
第三王子「!?……支配者!この通り贄も供物も用意した。早く余を支配者に加えてくれ」
禁術使い「足リヌ……ガ、加エテヤロウ。サァ手ニ触レロ」
第三王子「これで余も神に……」
禁術使い「違ウナ、神ノ一部ダ」
盗賊娘「一瞬で、姿が消えた!?いや、服と装飾品が落ちてる……」
聖騎士女「見るな、盗賊娘、蛮族娘!」
僧侶「姿が……顔のある蜘蛛……に……」
猟犬女「おい僧侶、アレはお前の聖印にいるんじゃないのか!?(唾を吐きながら)」
僧侶「違います。これは、雌の蜘蛛……」

雌蜘蛛「ハハハ、雄蜘蛛ガ封印サレナイ限リ解ケナイ封印。忌々シイ」
僧侶「!?私達が封じた事で……!?」
雌蜘蛛「愛シイ雄蜘蛛……封印サレタ雄蜘蛛モソコニイル。コノ距離ナラ贄モ供物モ少ナクテ良イ」
雌蜘蛛「先ニ余ッタ分ヲ妾ノ腹ニ入レルカ」

盗賊「触れたら一瞬だぞ、ちょっと分が悪すぎる……」

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Post-0130

術士「呪術は音依存。音を大きくすれば効果が大きくなる。<録音>したものも効果がある。これ、戦略兵器になるな……」
仮面達「……?」(全員一斉に術士を見る)
術士「あ、ああ、なんでもない」
仮面達「……」(全員一斉に前を見る)
聖騎士女「これは、統率された動きというレベルではない。まるで一つの生き物のようだ……」
剣士「この統制は、相当心強いですね」
盗賊娘「でも、仮面さんたち、駄目だよ。何かのために何を犠牲にしたら」
術士「……。観察力が凄いな」(優しい目で見る)
剣士「盗賊娘君はもともとだ」
聖騎士女「全員緊張していないのは素晴らしいな。仮面達は初陣に近いものもいるだろうに」
仮面達「……」(槍を構える)
聖騎士女「来たな、行くぞ!」

盗賊娘「すごい……。流れるように6人が同じ場所を攻撃してすぐに離れてる……」
剣士「これは常人では捌ききれないな。何という美しい流れ」
術士「逆に、正面から戦っていたならこうなった。相手は結果的に卑怯だったから助かってるな」
聖騎士女「まあ正解を選んだからと言って道を外れた咎は消えないが」

猟犬女「よし、せっかくだからいける間に一気に片付けるか!ちょうどいい、なだれ込むよ!」
聖剣部隊「了解!」
猟犬女「何度も言うけど、1対1とか馬鹿らしい事をするんじゃないよ。多対一を徹底すれば相手も自分も死なずに済む」
聖剣部隊「イエス、マム!」
猟犬女「じゃあ、一杯賭けてどっちが多く倒すか勝負しようか。あんたらが多かったら1杯ずつ奢ってやる。あたしが勝ったら寄付しな!」
聖剣部隊「はは、財布が軽くなりますね」
猟犬女「尻叩いてんだから勝つ気でやりな!」

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Post-0128

騎士「そろそろ準備はいいな。いきなり大きな戦闘になる。心してくれ」
聖騎士女「おそらく2パーティと呪術女殿は全員分かれた方がいいだろう。しかし、何故騎士殿以外全員金属鎧を脱ぐのだ?戦士すら上鎧を脱いで革鎧ではないか」
魔法使い「あはは、これからわかりますよ。じゃあ行きますね。<増幅>!」

呪術女「あるるるるぁおるるるぅーかーうぉーうー」
仮面達『我ら群狼。我らは大勢であるが故に』
呪術女「あるるるるぁおるるるぅーかーうぉーうー」

聖騎士女「なんという大音量……鼓動が……跳ねる……?力が……!?なるほど、これは精神干渉だな」
魔法使い「ご明察です。呪術女さんの呪術は音で心を強くする。心が強くなれば身体もまた。そして、呪術は音が大きければ効果も大きくなる!」
戦士「み な ぎ っ て き た !」
騎士「そうか?」
魔法使い「でも呪術は金属を身につけてるとあんまり効かないんです。騎士さんだけ増幅しませんが、もともとお強いですから」
僧侶「これは、凄いですね」
盗賊「メリットだけある手段なんてねえよ。何が代償だ?」
魔法使い「あはは、バレましたね。普通に使って筋肉痛なので、多分これだと明日立てません」
盗賊「しかし音が大きい。これは密林中に音が響いているな……」
魔法使い「いいんですよ。相手に気づいて貰った方が各個撃破できるので」
戦士「じゃあ、ちょっと行くか。なんか負ける気しねえわ」
蛮族娘「オレ、勇者、でも、負けた。負けた、勇者、失格。オレ、偽物。オレ、もう一回、勇者、なる!」
盗賊娘「うん。頑張って」
剣士「ふむ。力だけではなく素早さも上がる。なら私も多少多く倒せるだろう」
術士「多少って……お前だって一騎当千だろうが……。強化が実質プラスになってないの俺だけだよ」
騎士「では行くぞ!」
全員「おう!」

猟犬女「はッ、煙草を貰わなくて正解だ。吸い終わる前に終わってイライラするところだ」
聖剣部隊「あっという間でしたね」
猟犬女「弱い。というより、あたし達と相性が悪いね。10対10じゃなく10対1を10回するという戦い方を想定していない」
聖剣部隊「はい」
猟犬女「猟犬に誉れは必要ない。10人で襲いかかって手足を折れば、誰も死なずに済むからね」
聖剣部隊「はい、マム」
猟犬女「……!?なんだこの大音量……?まて、精神攻撃だ。耐えろ」
聖剣部隊「……!?」
猟犬女「これは無理だね。心拍数が上がる。皆、耳を塞げ!これは魔術じゃなく何かの技だ」
聖剣部隊「術士を倒せば……!」
猟犬女「無理だね。この音量なら相当遠い。が、幸運だ。おそらく仲間向けの増幅術だ。頂いておこう」
聖剣部隊「頂く?」
猟犬女「使えるものは何でも使う。せいぜい歌が聞こえる間は使わせて貰おう。走るよ!」

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Post-0126

仮面『こっちです。ついて来れますか?』
聖騎士女「もう<翻訳>は切れてしまったが……。おそらくこっちだ、と言っている。あー、いぇるあ!」
仮面「いぇるあ!」

騎士「む……?聖騎士女殿?やあやあこちらです!」
聖騎士女「すまぬ、失礼する……???」
盗賊娘「あ……女の子……」
聖騎士女「あ……、す、すまぬ盗賊娘、決してそのようなつもりでは」
盗賊娘「凄く嬉しそうな笑顔……」
聖騎士女「しかし、すまぬ、かなり大きな問題なのだ、一旦飲み込んではくれまいか」
盗賊娘「そうだよね……。戦士は助けるよ」
盗賊娘「太陽が照らすように、戦士は誰だって普通に助ける」
盗賊娘「私だってそうだった……」(駆け寄る)

蛮族娘「……!?気づく、できなかった。後ろ、から、抱かれる!?」
盗賊娘「頑張ったね……。大丈夫、戦士は絶対助けてくれるよ」
蛮族娘「女?若い?勇者、違う」
盗賊娘「安心して助けられて。絶対、助けてくれる。戦士も、……私も」
盗賊娘「私、名前、盗賊娘。あなた、名前、教えて?」
蛮族娘「盗賊娘。わかった。オレ、蛮族娘。お前、気配、ない。まるで梟」
盗賊娘「ふふ、ありがとう」

剣士「ふむ。私達は盗賊娘君を仲間として扱っているつもりで、まだ自分たちが導く立場だと驕っていたようだ。素晴らしい人間性ではないか」
聖騎士女「あ、ああ。確かに我々には驕りがあった」
術士「いざ修羅場に遭遇して取り乱す聖騎士女も相当面白かったな」
聖騎士女「経験がなくてな」

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Post-0122

盗賊娘「遺跡が、内側に崩れていく……」
剣士「余裕で間に合ったな。だが肝を冷やした」
術士「これは魔術じゃない、何かの仕組みだ。相当高度な技術だな……」
聖騎士女「哀れな犠牲者達に祈りを……」
剣士「……!」(柄頭に手を当てる)
聖騎士女「駄目だ。近隣の人だ。ここではこちらが来訪者。先に抜くな」
術士「原住……」
盗賊娘「近隣の、ひと、です」
術士「あ、ああ。すまん」
仮面「いでぃあーざ、ざむざ、ぐらつぃあっか、べれな」
術士「仕方ない、<対話>を」
聖騎士女「やめろ、失礼に当たる。<翻訳>」
術士「この前教えたばっかりだろ……」

聖騎士女『失礼した、我々に敵意はない』
仮面『月の遺跡崩れた。お前らが原因。許されない』
聖騎士女『我々は敵ではない。君達の悲願の成就に助力しに来た』
仮面『お前らが何を知っている?』
聖騎士女『贄の黄金を持たず、鍵と封印の像だけを持ってきた。装飾品は多少ながら分けて貰った』
仮面『……。ぜひ、我らの長代行、呪術女と会ってくれ』

盗賊娘「ぺらぺらですね……」
術士「いや、あれは術によるものだ。問題は、俺が習得するのに2年かかった術を1週間で使いこなしてる部分だよ……」
剣士「まあ目の当たりにすると自分の才能に絶望するな。私もそうだ」
盗賊娘「剣術も信じられないですもんね」

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Post-0121

盗賊娘「像を取ります。みなさん、準備はいいですか……?」
剣士「なあ聖騎士女、この黄金の像、1つでも持って行けば相当な収入にならないか?」
術士「今回手に入った財宝だけで十分だと思うが……」
聖騎士女「はは、生き物が金になった、その金を持って帰りたいか?」
剣士「……!?」
術士「言うんだ……」
聖騎士女「像を取れば程なく遺跡が崩れる。墓にふさわしい穴ができる」
剣士「……」
聖騎士女「土に返してやれないのは申し訳ない。が、神ならぬ我らではできない事がある」
剣士「……わかりました」
聖騎士女「しかし、できなかった事をそのままにするつもりもない。次に向けて何か考える。そのためには今逃げろ」
剣士「わかりました。おい、盗賊娘君、像以外は何もいらないから転ばない程度に全力で走るんだ!」
術士「剣士に言われる前に<加速>も使うよ」
剣士「よろしい」

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Post-0120

聖騎士女「盗賊娘が来てから我がパーティは失敗なしだな」
剣士「今回も盗賊娘君がほとんどの罠を外してくれた」
術士「宝箱に至っては全部成功だからな。並大抵の技術じゃない」
盗賊娘「宝箱も結局は鍵ですから……。役に立てて嬉しいです」
剣士「こんな秘境に大量の黄金が。どこで掘った物だろう……?」
術士「それとも、ここに運ぶ意味があったのだろうか……?全て財貨でなく生き物の実物大の像である事に……。ああ、なるほど。ハメたな聖騎士女」
聖騎士女「はは、ハメてなどいない。大量の財宝と、そしてこの『銀月を掲げる女の像』。これだけが実物大ではない。わかるか?」
剣士「……?正直、わかるのは試練絡みだという事だけです」
盗賊娘「どういう事ですか……?」
聖騎士女「これは宝ではなく、『鍵』であり『封印』だ。つまり、これを台から外した後、死ぬ気で走って逃げる必要があるという事だ」
剣士「……?」
聖騎士女「そして、これを持ち逃げした後、もっと大きな遺跡に挑まなければならない」
術士「勘弁してくれよ……」
盗賊娘「必要なこと、なんですね?」
聖騎士女「そうだ」
盗賊娘「なら、みんな先に逃げてください。私が一番早い。みんなが逃げてからこの像を台座から外します」
剣士「盗賊娘君……!それは駄目だ」
盗賊娘「大丈夫です。この像が必要なんですよね?なら『絶対』持って逃げて追いつきます」
剣士「『絶対』か……」
聖騎士女「はは、ついに巣立たれたな、剣士」
術士「そうだなパパ」
剣士「よしたまえ」
盗賊娘「さあみんな、先に行って……!」

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Post-0113

聖騎士女「さすがに虫が多いな。虫はちょっと苦手だ」
術士「へぇ、聖騎士様にも苦手なものがあるんだな」
剣士「人間だ、当然苦手なものもある」
盗賊娘「あのね、聖騎士女さん。この辺の虫って、高い音を嫌うんです。ご存じです?」
聖騎士女「ふむ……。高い音を放てば寄りつかないのか」
盗賊娘「<衝撃>って威力低いと高い音が出ますよね」
聖騎士女「はは!<衝撃>を虫除けに!これは役得だな」
術士「聖騎士女だけじゃなく、俺らを囲うように音を出して貰えると助かる」
剣士「そうだな、茶化していたが術士も虫が苦手だものな」
盗賊娘「ふふ、みなさんも人間らしいところあるんですね」
聖騎士女「当然だ。聖職者である前に一人の人間だぞ我々は」

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Post-0103

聖騎士女「やはり、天啓を果たした聖騎士は漏れなく命か<加護>を失っている。文献で例外が見つけられない」
聖騎士女「とすると、この<衝撃>、別に求められる何かがあるのだろうか……?」
(図書館の棚から一冊の本が落ちてくる)
聖騎士女「おっと、本が傷む(キャッチする)。ふむ、『還らずの都市』。何かの伝承か」
聖騎士女「古代魔法王国時代の伝承か。これも何かの導きかも知れないな」

盗賊娘「戦士達、辺境で巡回の仕事をうけて行ってしまったんです」
聖騎士女「あのあたりは紳士協定で危険は少ない、安心しろ。まああやつらに危険を運べる者もそうそういないと思うが」
剣士「我々も何か仕事を探しましょうか。蓄えは十分ありますが減らさないに越した事はない」
術士「いや、なにかあるんだよな、聖騎士女」
聖騎士女「はは、鋭いな術士。たまには冒険者らしく荒野の冒険もでも行かないか?まあ荒野ではなく密林だが」
盗賊娘「密林、ですか……?」
聖騎士女「もしかしたら戦士達にも会えるかも知れないな」
剣士「密林、ですね。虫除けにタバコを用意しましょう。タバコを水に浸すと虫除けになる」
術士「突然前向き……、いや、なんでもない。すぐ準備しよう」
聖騎士女(あの笑顔を見てはな……)
剣士(ウィンク)
術士(ため息)

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