Post-0186

ナンバー1「そして僧侶、今面白い事に巻き込まれているね?」
僧侶「まあ、確かにそうです」
ナンバー1「匂いで分かる。定命の定めに逆らっている者がこの場に3人、そして近くに1人いる」
禁術娘「……!」
禁術複製「妹ちゃん、駄目だ。この女に手を出したら、終わるねぃ。見なよ、上半身を揺らしてる。片目だから距離感ないのを、頭の位置を変えて見てるねぃ」
ナンバー1「ほう。わかるか」
禁術複製「三角測量だねぃ。実践でやってる奴は初めて見たねぃ」
ナンバー1「まあ種が割れて困るような手品でもない。君と君が不死だね?」
禁術娘「……!なんで、わかるん、だい?」
ナンバー1「人は無意識に心臓を守ろうとする。が、君らにはその動作がない。つまり、心臓がどうでもいいくらいに死なない事に慣れている。もう一人は心臓を守っているな。まだ不死になって短いか」
禁術娘「……くそっ」
ナンバー1「まあそれはどうでもいい。懺悔して、神に死を賜るか?私にはできるが」
禁術複製「冗談じゃないねぃ。生まれたばっかり、自由になったばっかりで死なんか賜ってられないねぃ。それに神の術でも死ねるとは思わないねぃ」
ナンバー1「そうか、なら構わないが」(一息に踏み込み、抜いた剣で二人の心臓を串刺しにする)
禁術複製「ぐっ!」
禁術娘「ぎゃっ!」
ナンバー1「この足なら踏み込みも十分だ。そして、本当に2人とも心臓を貫いても死なない。不死か……」
僧侶「何という事を……!」
ナンバー1「死なないのだから構うまい。神の摂理には反するが、実際に存在し、そして負の生命でない以上特段対処の必要もないな」
戦士「一応そいつら、俺らのお客さんだからよ、これ以上暴れるのはやめて貰えるか?」
ナンバー1「失礼した。では、後ろの一人には手を出さないでおこう。対処は任せた。私は自分の身を守れるからご自由に」
破術使い「破ァ!<魔力遮断>があるなら越えてから使えばいいんだよ!<呪禁の棘>!」
禁術娘「まほクン、遮断するな!オイタはいけない、ねェ。」
魔法使い「禁術娘さん……!」
禁術娘「アハハ、アタシは不死なんで、ねェ。痛くても根性があれば術は使える。破術持ち複数相手に突撃なんて馬鹿のする事だよ。<置換>」
戦士「それは根性と違うだろ……」
盗賊「敵の姿が消えた!?」
外の声「人が降ってきたぞー!むごい、ぐしゃぐしゃだ」
禁術娘「アハハ、空高くの空気と入れ替えてやった。奴が治るまでかなり時間がかかるねェ。奴が治る前にまほクンと僧侶さん、アタシから棘を消してくれる……?」
魔法使い「わかりました!でも、そういうやり方、やめて下さい。心が痛みます……」
禁術複製「でもまあ、こういう戦い方できると強いんだよねぃ。どんな奴でも痛みは避けようとする。そこで止まらない奴は一歩先を行けるんだよねぃ」
魔法使い「あなたは、黙っていて下さい。あなたまで嫌いになりそうだ」
禁術娘「まほクンに嫌われちゃったか、ねェ……」
魔法使い「そんな事ないです。僕が言ってるのはオリジナルに加えて禁術複製さんも、という意味です」

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Post-0185

ナンバー1「すまない、取り込み中のようだが失礼してもいいだろうか」
僧侶「ナ、ナンバー1さん……」
ナンバー1「久しいな。息災だったか?」
僧侶「は、はい。しかし、あなたは失意のシスターを再度戦場に送った……」
ナンバー1「人聞きの悪い。確かに頼んだのは私だが強制はしていないし、そもそも私は彼女に対する指揮権を持たない」
僧侶「そ、それはそうですが」
ナンバー1「最も合理的な手段で、最も失敗しない手段だった。実際、部隊にも彼女にも損害は発生していない」
僧侶「しかし……」
ナンバー1「これは私と彼女の問題だ。彼女が不平を漏らすなら対応する。が、君には直接の影響はなかったはずだ」
僧侶「……は、はい。あなたは常に正しい。が、常に最悪だ」
ナンバー1「どちらも褒められたものと受け止めよう。ところで、頼みがあるのだが」
僧侶「私に……ですか?」
ナンバー1「そうだ。聖堂騎士ではなく僧侶の君に頼みがある。私の左足を生やして欲しい」
僧侶「……すみません、<再生>は塞がった傷には効かないんです」
ナンバー1「使えるなら使う意思があるという事だな。なら、報酬はあのシスターの教会を神殿直轄にして公に資金を注入する。これは神殿の総意だ」
僧侶「すみません、今回はお役に立てないんです」
ナンバー1「立てる。見ていろ」
僧侶「!?」
ナンバー1「塞がった足を一寸ほど落とした。さあ<再生>を使ってくれ。さもなければ私は失血する」
僧侶「なんという無茶を……!<再生>!」
ナンバー1「なるほど、<再生>をされると傷口がむずがゆくなるのだな。これは知見だ。あっという間に足が生えるな」
禁術娘「うわー。アレはアタシ達の傷が治るのと一緒だねェ。でもあっちの方がはやいねェ」
禁術複製「俺っち達の治るのはある意味『怪我の拒絶』だからねぃ。治すんじゃなくて『ゆっくり元に戻る』感じだよねぃ」
僧侶「これで十分なはずです」
ナンバー1「ふむ。義足なしで地面を踏めるのは久々だ。これで、一カ所、増えたな」
僧侶「なにが、ですか?」
ナンバー1「まあ、今のところは手足が一カ所増えたと思っておいてくれ」
僧侶「……はい」
ナンバー1「そして僧侶、今面白い事に巻き込まれているね?」

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Post-0178

ナンバー1「聖剣部隊員、どうした。顔色が優れないぞ」
聖剣部隊員「すみません、処理中に呪いを受けまして」
ナンバー1「呪いを撒けるのは魔術師だけだが、呪いを解けるのは神の信徒だけだな」
聖剣部隊員「はい。重大な呪いでもないのですが……。味がしないのです。エールを飲んでも鳥のマスタード焼きを食べても」
ナンバー1「匂いは感じるのか?なら、職務に支障は来さない……が」
聖剣部隊員「そもそも毒味をする事もないですしね」
ナンバー1「味がしなければ食の楽しみもない。我々は破戒も厭わない程に神に尽くすが、故に奇跡にも預かれない」
聖剣部隊員「はい。どこかで解呪のシンボルを手に入れようと思います」
ナンバー1「それでも良いが、まあ強い呪いでもあるまい。背筋を伸ばしてそこに立て」
聖剣部隊員「はい……。賭け事に使うカード?を?額にあてるのですか?」
ナンバー1「少し衝撃が走るぞ。たじろぐな」
聖剣部隊員「あ、ピリっと……ナ、ナンバー1の白髪が虹色に……」
ナンバー1「私が気のせいだと言えば、それが君にとっての事実だ。これで味がするはずだ。呪いを『移した』カードは処分しておく」
聖剣部隊員「は、はい。なぜ、カードなんですか?」
ナンバー1「ギャンブルが好きでね。我々の仕事に『賭け』はない。常に成功する作戦を用意し、『どこで成功するか』を確認するだけだ」
聖剣部隊員「はい。ナンバー1の指揮のおかげです」
ナンバー1「しかし、そういう事に没頭していると、人は全てを自分でコントロールできると慢心する。理不尽など起きないと高をくくる」
聖剣部隊員「……」
ナンバー1「だから、時々理不尽に直面しなければならない。ギャンブルはトータルはコントロールできるが個々の盤面は理不尽で終わる。良い教材だ」
聖剣部隊員「は、はい。ありがとうございました」
ナンバー1「金貨を持って行け。最初に味わうのは好物が良いだろう」
聖剣部隊員「痛み入ります。では、失礼します」

ナンバー1「処刑人は人でなければならない。機械や獣に処されるのは罰ではなく事故だから、な」

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Post-0177

ナンバー1「なるほど、第三王子の件を処理した褒美として、私の右目か左腕か左足を癒やして頂けると。幸いです。では、戦闘能力のために左足を生やして頂けますか?」
??「無論だ。本来高位の術だが君になら惜しくない」
ナンバー1「本来陰の存在である私に高位術士が接触するのは好ましくありませんが、何か特別な計らいを?」
??「冒険者でも高位の術士は存在する。騎士パーティの僧侶に頼めば造作もない」
ナンバー1「僧侶、ですか。まあ彼が断らなければ」
??「まあ確実に果たせるよう手配しよう。彼に直接腕や目も交渉するといい」
ナンバー1「ありがたきご配慮。女を捨てて目も手も足も捨てましたが、よもや取り返せる機会が頂けようとは」
??「良きに計らい給え。ところで、君は不死についてどう思う?」
ナンバー1「不死は負の生命力。神の裏に当たるこの世にあるべきではない存在です。何を信じていようとも、全ての神の信徒は不死を嫌い、不死を滅ぼそうとする。故に教団としては存在を認めない、に尽きると理解しております」
??「では、負の生命力ではない不死がいるとしたら?」
ナンバー1「醜悪な存在ですね。負の生命力は加齢すればするほど力が増す。しかし正の生命力に基づけば加齢すれば加齢するほど能力が落ちる。その前提で不死なのであれば生きれば生きるほど弱まっていく。それは加護ではなく呪いですね」
??「では、加齢を止められれば?」
ナンバー1「加齢を止められるのであれば実質不老。事故や殺害でない限り死なないのですから不死を求める必要はありません」
??「つまり、それさえ避けたい場合は?」
ナンバー1「呪いも加齢停止も魔術によるもの。神殿が関与するものではありませんが、魔術によって加齢なき不死を達成するものが現れたら、それは神に対する冒涜です。滅するべきかと」
??「そうか。だが、それは君のスタンスであって神殿の意向ではないね?」
ナンバー1「無論です。神と神殿が決めた事が最優先です」
??「追って何かを命令する。足を癒やして待機したまえ」
ナンバー1「かしこまりました」

ナンバー1「神殿にクズが発生した時、自浄できなければ未来はない……」

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Post-0147

少女「すみませーん」
盗賊「ん?依頼に来てる感じでもないな?何の用だお嬢ちゃん、ここは俺みたいな危ない奴もいるぞ」
少女「……?危ないの?」
盗賊「危ないぞ」
少女「うん。僧侶さんいますか?」
戦士「あっはっは、全然怖がられてねえ」
盗賊「お前の顔見ても泣かないな」
少女「僧侶さん、いますか?」
戦士「ごめんごめん。上で休んでるから呼んでくるよ」

聖堂騎士「わ、私は何を守るために……」
(重い物が落ちる音)
ナンバー2「せめて恐怖から解放してやれ」
ナンバー1「邪神が降臨すれば世界が滅ぶ。余すことなく全員だ」
町民「聖堂騎士様、ご加護を」
町娘「ウチによって一杯飲んで来なよ。もちろん奢るよ!」
少年「俺も将来聖堂騎士に!」
少女「あのね、お花摘んだの。聖堂騎士様に、あげる」

僧侶「……はっ!ゆ、夢……」
戦士「おう邪魔するぞ。かわいこちゃんが呼んでるぜ。あと、顔洗ってから降りろ」
僧侶「す、すみません」

戦士「ほら、おじさんが降りてきた」
僧侶「どうもこんにちは、って、あのときの子ですね」
少女「僧侶さん、お母さんを治してくれてありがとう。お礼を持ってきたの」
僧侶「これは可憐なお花ですね。とっても嬉しいです」
少女「どうもありがとう」
僧侶「神はどんなときでも皆さんを見守ってくれていますよ。いつでも神を頼って下さいね」
少女「ありがとう。じゃあねー」
僧侶「では、さようなら」
戦士「……また泣いてるのか」
僧侶「私は、こういう、世界を、続けたいんです。ずっと」
戦士「そうなるように、お互い頑張ろうな」

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Post-0139

勇士「異邦の皆、協力に感謝する。『黄金郷』が消え、我らはついに呪いに打ち勝った」
聖騎士女「全てはあなた方が封印を守り続けてきたからだ」
勇士「重ねて感謝する。そして、我が妹蛮族娘を再度勇者にしてくれた事にも感謝する」
蛮族娘「かーうぉーうー!」
勇士「戦士には申し訳ないが、妹は勇者になった。勇者は群れの意向ではなく、自ら番いを選べる」
蛮族娘「オレ、勇者!勇者、自分で、番い、選べる!」
蛮族娘「オレの、番い……」
騎士「ごくり」
盗賊「ごくり」
僧侶(にこにこ)
魔法使い(手で目を覆う)
猟犬女「……」
聖騎士女「あわわ」
盗賊娘(どきどき)
剣士「ごくり」
術士(にやにや)
戦士「……?」
蛮族娘「もっと、後で、決める!」
全員(ほッ)
盗賊娘「あ、あのね、蛮族娘ちゃん。わたし、卑怯な手はつかわないよ」
蛮族娘「卑怯、しない、偉い。オレも、卑怯、しない!」
盗賊娘&蛮族娘(笑顔を交わす)
術士「聖騎士女が『あわわ』って言う所なんてもう一生見られないな」
聖騎士女「あまりからかうな」
僧侶「私、もしかして生きてて良かったかもしれません……」
盗賊「もしかしなくても生きてるだけですでに良いことなんだよ」

??「事はどうなったのだね?」
ナンバー1「ご報告通り、第三王子は辺境で邪神に出会い取り込まれました。それだけです」
??「王宮に邪神崇拝がはびこっているという噂は?」
ナンバー1「痛みを我慢できない貴族を徹底的に洗って影響範囲は綺麗になっています」
??「つまり?」
ナンバー1「用意したスケープゴートは不要でした。別に使う可能性もあります。温存しましょう」
??「王子を殺したシスターの首を取る、という話は」
ナンバー1「使われなかった以上最初から存在しなかった、という事ですね」
??「まあ自滅してくれて助かった。王子レベルが相手だとどうしても対価に差し出す首が必要になる」
ナンバー1「それを恐れて邪神を放置すれば1人の被害ではすまない。神は人を区別しません。犠牲になる人間が何者であるかも」
??「君を敵に回したくないね」
ナンバー1「神に見放されなければ大丈夫です」

猟犬女「ほら、追いかけっこしなくてすんだんだ、喜んで一杯奢られな」
聖剣部隊「すみません」
猟犬女「ただ、次にあたしを呼んだらおしまいだと思えよ。二度とあたしを地獄に引き戻すな。蓋が開いちまう」

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Post-0118

聖剣部隊「レディ、任務の優先順位を確認させてください」
猟犬女「レディって柄じゃないね、マムって呼びな」
聖剣部隊「イエス、マム」
猟犬女「最優先は邪神復活の妨害だ。困った事に邪神は今、お人好しの持ってる聖印の中にいる。つまり、すでに現世にいる」
聖剣部隊「それは危険なのでは」
猟犬女「危険だからあたし達が呼ばれてるんだろ。封印の聖印を持ってる奴は十分強いが、万が一を許せるほど安全な問題でもない。これは殺してでも達成しろ」
聖剣部隊「イエス、マム」
猟犬女「あとはフレキシブルだ。贄は現地調達だろうし、それも邪魔したい。あとは豚を引っ捕らえる事だね。おそらく豚を守るのは当代名高い銀騎士様。そいつはあたしに任せな。足りなかったら全員でかかる。何かで無力化できれば理想だがおそらく無理だね」
聖剣部隊「銀騎士……(怯えた雰囲気)」
猟犬女「ある程度以上の相手はどっちにせよ一発貰ったら同じだ。騎士は鎧で動きが遅い。むしろ身軽な装備で手数で圧倒すれば集団で勝てない相手じゃない」
聖剣部隊「集団でかかるのであれば勝機はありますね」
猟犬女「そう、群れでかかるからこその聖犬部隊だよ」
猟犬女「あとは楽勝だ。身軽に密林を踏破し、原住民に見つからず、可能な限り殺さず、そしてできるだけ全員で生きて帰ってくる。できないっていう奴はここに残んな」
聖剣部隊「イエス、マム!」

ナンバー1(できれば殺してくれると話が早いんだが……まあ無理か)

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※聖犬部隊は誤植ではなく悪口です


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Post-0114

猟犬女「ミッションを説明するよ」
聖剣部隊「はい」
猟犬女「今回の獲物は第三王子、太ったゴミだ。ただし殺すな」
聖剣部隊「我々は政治から独立しているのでは?」
猟犬女「そう、死ぬべき屑だ。が、今回は捕まえて神殿に引き渡す。色々『聞く』事があるからね。あたしの目の届く範囲で殺しは許可しない」
聖剣部隊「処刑部隊の我々が手加減を?」
猟犬女「それが仕事の条件だ。それとも神殿の猟犬は豚一匹生かして捕らえられないと?」
聖剣部隊「いえ。豚一匹手足をもがずとも連れ帰られます」
猟犬女「そうだ、殺せるなら捕まえられる。ただし、自分と仲間の命が危ないときは躊躇なく殺せ。まあそんな事にはならないだろうがね」
聖剣部隊「了解です」
猟犬女「貴族様の足の引っ張り合いで遊んでいればいいものの、邪神信仰に手を出した挙げ句疑われて逃げ出す無能だ。せいぜい楽しんでくるよ」
聖剣部隊「了解です」

ナンバー1(あっという間にまとめやがった。さあお手並み拝見。見捨てるのは心が痛むが、仕方のない事だ……)
ナンバー1(まあ、痛む心などすでに存在しないが)

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Post-0109

シスター「さて、子供達にも納得して貰いましたし、準備でもしましょうか……」
→猟犬女「修道服は動きづらいな……裾を裂くか。いや、裾の裂けた修道服はそれだけで警戒されるな」

聖剣部隊「……?この女が追跡隊を率いる……?この女が?」
猟犬女「あたしらは飼われてる狗だろ。狗は許可なく喋るな」
聖剣部隊「弱い女に率いられるほど聖剣部隊は誇りなきものではない」
猟犬女「ナンバー1があたしを選んだ。ならあたしにしかできない仕事だ。お前らはナンバー1を信じてないのか?」
聖剣部隊「しかし、能力に劣るものに傅くわけにはいかない」
猟犬女「はッ、聖犬どもがほざくな」
(一瞬で聖剣部隊を殴り倒し馬乗りになる)
聖剣部隊「ど、同時に四方向から攻撃が……!」
猟犬女「お前が死ぬのは勝手にしろ。だが猟犬が死ねば飼い主が汚される。マヌケが神敵に殺されないで済むようここで手足を折ってやろうか?」
聖剣部隊「完敗です」
猟犬女「はッ、潔いのは美徳だが、潔くさせられてる時点で失格だ。鍛えな」

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※「聖犬」は誤植ではなく悪口です。

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Post-0108

シスター「お帰り下さい、ここは神聖なる教会。暴力は気配すら許されるべきではありません」
元ナンバー1(まあ聞け)
元ナンバー1「子供のために、十分な金が必要だろう?我々には十分な援助ができる用意がある」
シスター「たとえかつての上司であれ、ここに暴力の気配を持ち込む事は許されません」
元ナンバー1「確かにそれで正しい」
元ナンバー1(が、助けてくれ。国レベルの問題だ。静観するわけにはいかない)」
シスター「貴方が行かれては?」
元ナンバー1「行ければな。」
元ナンバー1(片目片手片足では密林は心許ない)
シスター「他にも適任がいるでしょうに」
元ナンバー1(地の果てまで追い詰めて首を落とす適任者が?)
シスター「……。わかりました。貴方には借りがありますし、国レベルの問題であれば。
シスター(捕まえるまでは保証するが、その先は約束できないよ)
元ナンバー1(子供が聞いているな。わかった、頼む)
シスター(子供に何かあったら、わかるね?)
元ナンバー1「ありがたい、招きに応じてくれるか、シスター殿」
シスター「平和のためでしたら。子供とお話をして、準備をしますので、それでは失礼しますね」

元ナンバー1「何がシスターだよ、殺意はむしろ増してやがるぜ……」

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