Post-0065

騎士「少々敵が多いな」
戦士「来たのを順次ぶっ倒せばいいんだよ」
騎士「シンプルだな」
盗賊「まあ間違ってはいない」
僧侶「みなさんご加護を!<祝福>!」
魔法使い「ちょっと時間を稼いで下さいね!(詠唱開始)」

僧侶「危ない!戦士さん!横から!」
戦士「2対1程度で余裕ぶっこいてんじゃねえ!おらァ!」(殴り倒す)
(横から敵が迫る)
僧侶「危ない!」
戦士「危なくねーよ」
盗賊「その通り」(横から来た相手を足払いで転ばせる)
騎士「横は頼れる仲間がいるからな」
魔法使い「お待たせしました!<眠りの雲!>」
戦士「後ろもな」


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Post-0064

僧侶「む、むごい……。神よ、この者の魂を天に迎えたまえ……」
戦士「こいつ、誰より先に飛び出したんだろ。誰より……。なあ、他の奴らは何してたんだ?」
騎士「駄目だ戦士。他を責めるな。こいつは勇敢だった。他が勇敢でない事は責められない」
盗賊「そうだな。誰だって死にたくない」
魔法使い「でも、この人は先に飛び出したんですよね」
戦士「そうだな。こいつの無念を、晴らして、やらないとな……」
騎士「よく飲み込んだな」


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Post-0063

聖騎士女「騎士殿。少し話をさせて貰っていいか」
騎士「もちろん。別の部屋で話をした方がいいか?」
聖騎士女「ご配慮痛み入る。頼めるか」

魔法使い「うわーめちゃくちゃ綺麗な人ですね」
盗賊「ツラもいいけど洒落にならんくらい強いぞ」
魔法使い「あれ、お知り合いですか?」
戦士「盗賊娘のパーティのリーダーだよ。お固いけどいい女だ」
魔法使い「多分その言い方やめた方がいいですよ」
戦士「そうか?じゃあ、身持ちも頭も固い女」

聖騎士女「悪口は大声で言うものではないぞ」
戦士「すまん褒めてるつもりだった」
聖騎士女「殴り倒すには少々強いからな、今日は見逃してやる」
戦士「はいはい負けた負けた」

騎士「うちの馬鹿がすまんな、向こうで話を聞こう」
聖騎士女「いや、盗賊娘を紹介して貰って正直助かっている」
騎士「はは、お互い様だ。さ、こちらへどうぞ」


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Post-0060

魔法使い「大変です!戦士さんが山賊のアジトに捕まったらしいです!」
盗賊娘「……!」(酒場を飛び出す)
僧侶「盗賊娘さん!」
盗賊「行かせてやれ。行かなかったのと行って無駄だったのは違う」
魔法使い「無駄って……!?」
騎士「助けに行く必要がないという事だ。殺さずに捕まえている時点で山賊の負けだよ」
盗賊「あいつを納めておける檻なんてないからな。盗賊娘を見失わない程度に追うぞ。急がなくていい」

戦士「さすがに20人出てくるとは思わなかったな。ボコボコだ」
見張り「黙れ」
戦士「腹減ったんだけど飯は?」
見張り「ない」
戦士「テーブルにあるじゃん」
見張り「お前の分はない」
戦士「じゃあ勝手に貰おうかな」
(鉄格子をバキッと外す)
見張り「お、おい」
戦士「これ武器になるな」
見張り「こ、降参していいですか?」
戦士「お、偉い。武器捨てて座りな」

戦士「さすがに20対1だと喰らうよな」
戦士「でも6対1を5戦なら朝飯前だ」
戦士「ん?計算違うか?まあいいや。下から順に行こう」

盗賊娘「戦士!」
戦士「お、お出迎えありがとう。全員殴り倒してるから後で回収しよう。酒ある?」


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Post-0059

貴族「くそ、全て上手く行かない……!女を呼べ!」
貴族「……?女を呼べ!」
??「皆眠っているからな、女は来ない。振り返るな」
貴族「……!?誰だ!?」
??「相手が分からないほどおイタを繰り返しているのか。教えない」
貴族「誰か!誰か!?」
??「皆眠っている。黙って話を聞け」
貴族(黙って頷く)
??「お前はおイタが過ぎた。これは、お仕置きだ」
??「だが、馬鹿は嫌いではない。だからあとチャンスを1回やろう」
??「次におイタしたら最終通告に来る。そのときは命の一部を貰う。どこを差し出すか考えておけ」
??「その次で全部だ。お前はもうおイタできない。わかるね?」
(何かの指が貴族の喉を撫でる)
??「そして、俺だけでなく、扉の向こうにもう一人いる。お前は帰れ」
(わざとらしく去って行く足音)
別の声「ずいぶんおイタしてるね。時々様子を見に来る。ご自慢の屋敷、どれだけ警備をしても無駄だよ」
貴族(黙って頷く)
??「屋敷の使用人に当たるようなおイタもするなよ。じゃあな」
(気配がふっと消える)

盗賊「おう、盗賊娘、ちょっといいか」
盗賊娘「うん」
盗賊「お前ももうおイタするなよ」
盗賊娘「だってさ」
盗賊「戦士が巻き込まれるから、余計にだよ」


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Post-0058

戦士「ん……?貴族の行列か……?」
盗賊「別の領土の貴族が来てるらしいな。それじゃないか?」
僧侶「一応、跪いておきましょう」
戦士「俺らの雇い主でもないのに?」
盗賊「お前は雇い主にも跪かないだろうがよ」
騎士「いや、不要だ。冒険者は保護の対象外。私も敬礼だけで良い」
戦士「ふーん」

(貴族の行列の前で男が跪くのにもたつく)

貴族「ふん」

(無慈悲に男に剣が振り下ろされる)

騎士「おっと」
(あえて鎧で受ける)

貴族「む……?何故受ける、騎士?」
騎士「この男は貴殿の領民ではない。処す権利は貴殿にはない」
貴族「貴族は王権に与えられた権限があるが?」
騎士「王権は治安のために処理権を与える。この男は治安には影響しない」
貴族「貴族の権限を軽んじるつもりか?」
騎士「王権は神権に与えられ、貴族の権限は王権に与えられる。貴殿にこの男を処す権利はない」
貴族「ふむ、侮辱と受け取るぞ」
騎士「……貴族を侮辱しているのはお前自身だ。王から与えられる臣民を無駄に死なせようとは、貴族の風上にも置けぬ」

戦士「あー、完全にキレてるな。貴族も可哀想に」


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Post-0057

戦士「根性で仲間守った奴を踏みつけたら戦争だろうがよ!?」
戦士「てめえの剣は根性ある奴を助けるためにあるんじゃねえのかよ!?」
戦士「違うならそんな剣へし折ってやる!」
盗賊「あーあ、戦士バチギレだな、ありゃあ止められない」


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Post-0055

戦士「くそ、相手が冒険者だとやりづれー」
騎士「戦闘を回避するわけにはいかないのか?」
盗賊「駄目だな、相手がやる気だ」
僧侶「ファーストブラッドで処理できませんか……?」
魔法使い「ファーストブラッドだと僕出番ないですね」
騎士「魔法は手加減ができない。魔法なしで殴り合う、で良いか?」

(しばらくガチの殴り合いの後)

戦士「くぁー、強え。倒れねえ」
騎士「さすがに、これは、キツいな……」
盗賊「おい、なんでそんなに立ち向かうんだ?」

相手「お前らが譲れよ。そっちが悪者だろ」

戦士「は?お前らだろ」

相手「お前らだろ」

魔法使い「ストップ!まず話し合いましょう。たぶん僕ら全員騙されてます!」


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Post-0054

盗賊娘「盗賊さん、ちょっといい?」
盗賊「お、珍しいな。もちろん。何か飲むか?」
盗賊娘「蜂蜜酒お願いしようかな。盗賊さんは蒸留酒でいい?」
盗賊「ああ、それにしよう」
盗賊娘「盗賊さんさ、あたしと同じ裏の人、でしょ?」
盗賊「まあ、隠してもお前にはわかるよな」
盗賊娘「うん、それは誰かに話そうとは思わないから安心して」
盗賊「助かる」
盗賊娘「盗賊さんさ、みんなの裏、受け持ってるでしょ?」
盗賊「まあ、な」
盗賊娘「あたしもね、同じ事、向こうのパーティでしようと思うんだ。あの人達もいい人達だから」
盗賊「あんまりおすすめできねえな」
盗賊娘「うん。盗賊さん見てるとさ、あたしにできるのかな、って思って」
盗賊「多分違うんじゃねえかな。俺のやり方は俺にしかできない。お前はお前でみんなを支えればいいし、裏だって手分けして受け持てばいいだろ。お前よりも年上が多いパーティなんだろ」
盗賊娘「でもさ、あたしが参考にできるの盗賊さんしかいなくって」
盗賊「お前が憧れてるのは俺じゃなくてあの馬鹿だろ。むしろああいうのを真似すればいいんじゃないか?陰で生まれたからって日の元に行けないと決まったものでもないだろうよ」
盗賊娘「優しいんだね。信じてもいない事を言うんだ」
盗賊「はー、馬鹿と違って話しづらいな。まあ俺にはできねえよ。でもお前にできないとも限らないだろ」
盗賊娘「ありがと。ちょっと、考えてみるよ」


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Post-0053

悪人「おい、ガキを殺されたくなければ降伏しろ」
騎士「みんな動くな」
悪人「人質はな、まず1人殺すんだよ。じゃないと本当に殺すと思わないだろ?」
戦士「お、おい、やめろ」
悪人「はははは!」(子供を1人突き落とす)
僧侶「神よ!」
(魔法使いが飛び出す)
魔法使い「手を掴んで!<空中浮遊>!」
盗賊「魔法使いよくやった!」(他の子供に剣を突きつけている護衛を引きずり倒しながら)
騎士「グチャっとやるぞ!殺到!」
戦士「空の上まで突き上げてやるぜ!勝手に落ちろ!」
僧侶「死ぬところに当たっても恨みっこ無しですよ」


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