Post-0021

看板娘「僧侶さんって優しいけど、そんなに恐いの?」
戦士「俺はあいつを絶対怒らせたくないね」
騎士「まあ、絶対敵にはしたくないな」
盗賊「戦うより逃げる方が圧倒的に良いね」
魔法使い「そうなんですか?」
戦士「昔な、魔法で僧侶が混乱させられたことがあってな」
魔法使い「はい」
騎士「まあ、私の兜を買い換える羽目になった」
魔法使い「え……?」
盗賊「素手でな」


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※収録に当たって多少手直ししているものがあります。

Post-0020

看板娘「今日は戦士いないの?」
盗賊「ちょっと怪我が大きくてな。神殿に寄ってる」
看板娘「だから僧侶さんもいないんだ」
騎士「そうだな」
魔法使い「戦士さんいないと静かですね」
看板娘「毎度毎度戦士が突っ込んでみんなを巻き込んでるけど、嫌じゃないの?あたしはああいう馬鹿好きだけど」
騎士「それが答えだね」
盗賊「ああいうさ、何も考えないで怒れる奴、いいよな」
魔法使い「いいですよね。勝てない相手にも喧嘩を売る度胸は素敵です」
騎士「私は騎士道精神に反するから怒る、奴は単純に怒る。それは奴の方が純粋に強いよ」
看板娘「馬鹿なのは誰も否定しないんだね」
全員「まあ本物の馬鹿だからな」


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※収録に当たって多少手直ししているものがあります。

Post-0018

悪役「はは、あのパーティの最大戦力の騎士を捕まえた。魔法で他の奴の弱点を吐かせろ」
騎士「仲間を売るくらいなら自死する!」
悪役「くつわを噛ませろ」
騎士「ー!」
悪役(呪文を唱える。騎士の目がうつろになる)
悪役「戦士について教えろ。特に弱点だ」
騎士「戦士はまっすぐな男だ。剣術ではなくあり方にこそ価値がある。弱点は子供を放っておけない事だ」
悪役「そういう事ではなくて。じゃあ、盗賊は」
騎士「盗賊は口は悪いが誰よりも仲間思いだ。必要なら隠れて手を汚す事も厭わない。全てを引き受けようとするのが弱点だ」
悪役「だからそうじゃなくて。魔法使いは?」
騎士「魔法使いは勤勉で、臆病だがそれを上回るほど勇敢だ。自己評価が低いのが一番の弱点だ」
悪役「頼むから有益なことを教えてくれ。僧侶は?」
騎士「優しい男だが、心は誰よりも強い。そして怒らせたら私より強い。自制心が強すぎるのが弱点だ」
悪役「嘘までつくのか」

(突然扉が蹴り開けられる。先頭には僧侶)

僧侶「卑劣な手を……!」(血管が浮いている)
戦士「あー、降参した方がいいぞ。死なないけど死んだ方がマシってくらいには痛い目に遭わされる」


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※収録に当たって多少手直ししているものがあります。

Post-0017

魔法使い「なんか世界が回ってますー……」
盗賊「あー、こいつには蒸留酒は駄目だったか」
戦士「飲ませたのお前だからな」
魔法使い「僕だってね、戦士さんみたいにね、男らしくね……」
盗賊「絡み酒かよ」
魔法使い「でもね、僕にはね、勇気がなくてね……」
戦士「そうか?魔法って恐いだろ?お前はそれが普通に使える」
魔法使い「違うんですよ。結局魔法なんて自分の力じゃない」
騎士「そうか?お前は力がなくても最終的には立ち向かうだろ」
魔法使い「僕だけみんなのお荷物なんですー」
盗賊「何言ってるんだよ。最強の力はお前が持ってるだろ」

看板娘「しらふの時に言ってやりなよ」
全員「真顔で言えるかよ!」


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Post-0015

戦士「なぁ。騎士ってさ、アイツ面白いよな。冒険者やってるのも含めて」
魔法使い「あなたも相当面白いですけどね」
盗賊「言ってるお前も相当だぞ」
僧侶(苦笑)
戦士「アイツなんでこんな辺境で冒険者やってるんだ?」
騎士「(ドアを開けながら)直接聞けよ」
盗賊(笑)
戦士「お、おう」
騎士「隠してもいないからな。左遷だよ左遷」
魔法使い「何かあったんですね」
僧侶「本人も言いづらいでしょうし、私が言いますよ。当時の事は知ってます」
騎士「知られていたのか」
僧侶「王子がね、かんしゃくを起こして投げた物が女官に当たったんですよ」
戦士「あーわかった。言ったんだな。『王子、剣を抜かれよ』って」
騎士「お前も知っていたのか」
戦士「知らねえよ。でもお前ならそう言うだろ」
盗賊「本ッ当にブレないな。生きてて辛くないか?」
騎士「?そうあろうと思って生きてるだけだが?」
僧侶「そういう点も含めて、私は騎士さん大好きですよ」
戦士「だな、今日は俺の奢りでいいよ」


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Post-0013

戦士「勝てねぇ……くそっ」(倒れる戦士)
貴族「ふん、傭兵風情がたてつきよって。次はお前だ魔術師」
魔法使い「戦士さん……。すみません、一緒に死んで下さい、戦士さん」(集中して呪文を唱え始める)
貴族「おい、まさか自爆魔法を……」
魔法使い「戦士さんが負けた時点で僕の命はもうありません。しかし、あなたをのさばらせるわけにはいきません……!」
貴族「ま、待て」
魔法使い(更に集中を深める)

騎士「おい待て。死ぬ前に私に戦わせろ」
貴族「騎士!?」
騎士「馬鹿どもが。人間関係で私に迷惑をかけまいと、私に言わなかったな」
戦士「す、すまねえ」
騎士「いいか。道を違えた貴族など、貴族を名乗る価値はない。むしろ私がすべき事だ」
貴族「ぬかしおって」
騎士「抜け。懺悔の言葉を聞いてやる。それが終わったら、その首を床に置いて貰う」


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Post-0012

魔法使い「君は逃げて!酒場に行けば誰かいるから!」
少女「す、すみません……!」(走って逃げる)
魔法使い「逃げたね……。さて、泣いて謝れば見逃して……くれないよね」
追跡者「……」
魔法使い「あーあ、僕も戦士さんみたいに身体を鍛えてればなぁ……。まあ僕にはセンスがないから無理か」
追跡者(ナイフを舐める)
盗賊「確かにセンスはないな。感覚も鈍い」
追跡者(振り返ろうとしてブラックジャックで昏倒させられる)
盗賊「でもまあ、腰抜けの割には頑張ったよ、お前」
魔法使い「あはは、助かりました」
盗賊「お前の柄には合わないな」
魔法使い「戦士さんなら、そうしたでしょ?」
盗賊「お前はそうしなくてもいいんだよ」
魔法使い「でもまあ、女の子が助かったわけですし」
盗賊「馬鹿、あとで大勢の群れが来た時に吹き飛ばせるのはお前だけだろ。それまで倒れて貰っても困るんだよ」
魔法使い「……。盗賊さんって、実は相当優しいですよね」
盗賊「次に同じ事言ったら昏倒するのはお前だぞ」
魔法使い「あー恐い恐い」


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Post-0009

騎士「みんな揃っているな。結構結構」
戦士「なんで鎧凹んでるんだよ」
盗賊「戦うのはいいけど喰らうなよ」
魔法使い「相手の面子のために一撃入れさせたんでしょう?」
僧侶「さすが騎士様ですね」
騎士「全てを先回りして言うな。通りがかりにな、女性に侮蔑の言葉を吐く騎士がいたのでな」
戦士「はいはい。で、今度は看板娘の尻を撫でた馬鹿を殴り倒すのか?」
騎士「そんな奴がいるならな」
盗賊「昔はいたがもういないな」
騎士「結構」
魔法使い「強面の騎士様がいますからね」

看板娘「どうでもいいからなんか注文しな」


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Post-0007

魔法使い「あー出遅れましたね」
(酒場のドアを開ける)
戦士「おう弱虫」
盗賊「よう頭でっかち」
僧侶「ようこそ、魔法使いさん」
魔法使い「優しいの僧侶さんだけですよね」
僧侶(にこにこ)
盗賊「で、そのもじもじしてるのはなんか頼みがあるんだろ?」
戦士「お前本当にわかりやすいよな」
魔法使い「さすがみなさん。実は路地裏で泣いてる子を見かけちゃいまして」
盗賊「馬鹿!ギルド関係なら手を出しちゃ駄目だし、そうじゃないなら置いてきた事が問題だろ!」
魔法使い「そう思って連れてきました。入っておいで!」
少女「すみません……」
戦士「あー……また貧乏くじだな……」


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